VSオーストラリア
2006年6月12日何が足りなかったのか?
何かが、欠けていたのか?
いや、
何が起こったのか?
選手の気持ちは↑これでしょう。
そういう試合だと思う。
「まだ整理できていない」って言っていた宮本。
当然だと思う。
試合後の解説の岡田現横浜Fマリノス監督は、
「同点になった時点で、頭の中で真っ白になったんじゃないかなァ」
と言った。
たぶん、そうなんだろう。
試合を振り返ると、いろんな事が思い返される。
1)シュートが枠内に入らない。
2)バテていた選手は日本の方が多かった。走れない選手がいた。
3)↑の状況から考えて、選手交代にミスはなかったか?
4)気持ちの上で、オーストラリアに負けていなかったか?
1)
もう仕方ないんですよね。こればっかりはどうにもならない。
この試合の後、友人とそのままチェコVSアメリカ戦を見ていたんですが、
ロシツキの活躍を見ると、これが世界の差か、と痛感します。
枠に飛ばなきゃ、シュートは入りません。
あと、攻めなければ、勝てません。
2)と3)
僕なら、坪井(負傷)→中田浩二。高原→巻。俊輔→稲本。
理由ですが、茂庭は高さはあるが、田中誠の故障離脱で招集され、
明らかに連携が不足していた。
ジーコはおそらく、高さを気にしての起用かと。
あと、ジーコの中で中田浩はあくまでも3−5−2では、
ボランチ(DFの前)の選手だったのかなァって事です。
ここで中田浩を選ぶのは、トルシエ時代に中澤・宮本・中田浩で
DFをやってたんですよ。お互いのポジショニングのクセとか知ってたと思う。
いざとなれば、オフサイド・トラップもできたのではないか、と。
つまりはトルシエが提唱したフラット3。
遺産は使用しなければ遺産になりません。
経験も、経験値に変えなければならない。
故の、中田浩でも良かったのではないかな、と。
茂庭は可哀想でしたね。悔しいでしょう、ああいう形で大黒との交代は。
高原は明らかにバテていた。後半、いちばん走ってなかった。
走れる選手。オシム・チルドレンこと巻でしょう。
走れなかったら即に交代させるオシム監督。
そこで育った巻。経験値がないから、という言い訳では、
茂庭の投入の説明ができないような?
高さもある、走れる、ガッツもある巻で良かったんじゃないかなァ。
小野ではなく(小野が悪いというわけではない)。
俊輔。
足を痛めてたのでは。びっこひいてたし。バテてたというより、
削られて痛めたと思うのです。走れなくなってた。
稲本を中田英のポジションに入れて、中田英をトップ下に添える。
あ、完全に日韓W杯の布陣じゃないか(^−^;
ともかく。
ジーコは選手を代えない傾向にある。
本番ではどうか。結果的に、カードを一枚、残したまま逆転を許した。
状況的に、高原は走れていなかった。まだ走れていた柳沢を小野に代えた。
あそこがね・・・。
ジーコはおそらくボールをどこかに収めたかったのではないかな。
でも、最大の要因は、4)ではないか。
結果的に、マルタ戦の不安は当たったわけだ。
勝ちたい、という気持ちが足らない気がした。
このまま勝てるんじゃないか、という気持ちになったのではないか?
ドイツ戦を思い返すと、攻撃型サッカーをやるのがジーコのスタイル。
しかし、1点(ごっつあんゴールでしたが)入って、
ジーコは「1点リードしてる戦いをしよう」と言った。
この言葉をどう捉えたか、ですね。
守るのか、もう1点取りに行くのか?
統一されていなかったのではないかと思えます。
オーストラリアは勝ちたかったんだと思う。
このまま負けたくなかったんだと思う。
このままでいいや、とこのままじゃダメだ、の差は大きいと思います。
勝ちたいと思う側が勝つのかな、と思うのです。
日本は引き分けでもいいかな、と思ったかも知れない。
僕も正直、思った。
そんな余裕あるサッカーが日本ってできていたか?という事です。
できてねぇよなァ・・・・
やっぱどこかオーストラリアをなめていたと思うのです。
メディアも我々も。
選手はわからない。
でも、W杯の怖さを初めて思い知ったんじゃないかな。
フランスW杯で辛酸をなめた中田英と川口と、やっとこれでみんな並んだかな。
だと、いいのだけれど。
「いいサッカーをするには、足を止めてはいけない」
マルタ戦、中田英はそう言った。
この言葉の重みを感じるですね。
ベスト16だグループリーグ突破だとか言ってきたけれど、
アウェイで勝ち点3を得ることが、もしかしたら現在の日本の目標なのかもしれない。
と、いうかそうなんだと思う。
日本はまだ、本当の意味でのW杯での勝利を知らない。
4年前は自国開催でしかない。
忘れるな。
お前たちはまだ勝ってもいないんだ。
W杯にそう言われた気がしたなァ・・・。
ともかく、選手は頑張ったと思う。
お疲れ様と言いたい。
切り替えて、クロアチアに勝とう。
大切なのはグループリーグ突破ではない。
まず、1勝である。
何かが、欠けていたのか?
いや、
何が起こったのか?
選手の気持ちは↑これでしょう。
そういう試合だと思う。
「まだ整理できていない」って言っていた宮本。
当然だと思う。
試合後の解説の岡田現横浜Fマリノス監督は、
「同点になった時点で、頭の中で真っ白になったんじゃないかなァ」
と言った。
たぶん、そうなんだろう。
試合を振り返ると、いろんな事が思い返される。
1)シュートが枠内に入らない。
2)バテていた選手は日本の方が多かった。走れない選手がいた。
3)↑の状況から考えて、選手交代にミスはなかったか?
4)気持ちの上で、オーストラリアに負けていなかったか?
1)
もう仕方ないんですよね。こればっかりはどうにもならない。
この試合の後、友人とそのままチェコVSアメリカ戦を見ていたんですが、
ロシツキの活躍を見ると、これが世界の差か、と痛感します。
枠に飛ばなきゃ、シュートは入りません。
あと、攻めなければ、勝てません。
2)と3)
僕なら、坪井(負傷)→中田浩二。高原→巻。俊輔→稲本。
理由ですが、茂庭は高さはあるが、田中誠の故障離脱で招集され、
明らかに連携が不足していた。
ジーコはおそらく、高さを気にしての起用かと。
あと、ジーコの中で中田浩はあくまでも3−5−2では、
ボランチ(DFの前)の選手だったのかなァって事です。
ここで中田浩を選ぶのは、トルシエ時代に中澤・宮本・中田浩で
DFをやってたんですよ。お互いのポジショニングのクセとか知ってたと思う。
いざとなれば、オフサイド・トラップもできたのではないか、と。
つまりはトルシエが提唱したフラット3。
遺産は使用しなければ遺産になりません。
経験も、経験値に変えなければならない。
故の、中田浩でも良かったのではないかな、と。
茂庭は可哀想でしたね。悔しいでしょう、ああいう形で大黒との交代は。
高原は明らかにバテていた。後半、いちばん走ってなかった。
走れる選手。オシム・チルドレンこと巻でしょう。
走れなかったら即に交代させるオシム監督。
そこで育った巻。経験値がないから、という言い訳では、
茂庭の投入の説明ができないような?
高さもある、走れる、ガッツもある巻で良かったんじゃないかなァ。
小野ではなく(小野が悪いというわけではない)。
俊輔。
足を痛めてたのでは。びっこひいてたし。バテてたというより、
削られて痛めたと思うのです。走れなくなってた。
稲本を中田英のポジションに入れて、中田英をトップ下に添える。
あ、完全に日韓W杯の布陣じゃないか(^−^;
ともかく。
ジーコは選手を代えない傾向にある。
本番ではどうか。結果的に、カードを一枚、残したまま逆転を許した。
状況的に、高原は走れていなかった。まだ走れていた柳沢を小野に代えた。
あそこがね・・・。
ジーコはおそらくボールをどこかに収めたかったのではないかな。
でも、最大の要因は、4)ではないか。
結果的に、マルタ戦の不安は当たったわけだ。
勝ちたい、という気持ちが足らない気がした。
このまま勝てるんじゃないか、という気持ちになったのではないか?
ドイツ戦を思い返すと、攻撃型サッカーをやるのがジーコのスタイル。
しかし、1点(ごっつあんゴールでしたが)入って、
ジーコは「1点リードしてる戦いをしよう」と言った。
この言葉をどう捉えたか、ですね。
守るのか、もう1点取りに行くのか?
統一されていなかったのではないかと思えます。
オーストラリアは勝ちたかったんだと思う。
このまま負けたくなかったんだと思う。
このままでいいや、とこのままじゃダメだ、の差は大きいと思います。
勝ちたいと思う側が勝つのかな、と思うのです。
日本は引き分けでもいいかな、と思ったかも知れない。
僕も正直、思った。
そんな余裕あるサッカーが日本ってできていたか?という事です。
できてねぇよなァ・・・・
やっぱどこかオーストラリアをなめていたと思うのです。
メディアも我々も。
選手はわからない。
でも、W杯の怖さを初めて思い知ったんじゃないかな。
フランスW杯で辛酸をなめた中田英と川口と、やっとこれでみんな並んだかな。
だと、いいのだけれど。
「いいサッカーをするには、足を止めてはいけない」
マルタ戦、中田英はそう言った。
この言葉の重みを感じるですね。
ベスト16だグループリーグ突破だとか言ってきたけれど、
アウェイで勝ち点3を得ることが、もしかしたら現在の日本の目標なのかもしれない。
と、いうかそうなんだと思う。
日本はまだ、本当の意味でのW杯での勝利を知らない。
4年前は自国開催でしかない。
忘れるな。
お前たちはまだ勝ってもいないんだ。
W杯にそう言われた気がしたなァ・・・。
ともかく、選手は頑張ったと思う。
お疲れ様と言いたい。
切り替えて、クロアチアに勝とう。
大切なのはグループリーグ突破ではない。
まず、1勝である。
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