やっぱ泣けた2ndGiG完結巻。
大半のサイトに溢れるレビューを拝読させていただいていると、
泣きはタチコマなわけですが、確かにそこも泣きました。
しっかしバトーさんの姿にも泣きました。
素子とクゼ(特に素子の心を考えると)にも泣きました。

だけど最も衝撃だったのはラスト。
あのシーンは原作に連なるわけで、その先に待っている素子の答えは・・・

この2ndGiGには二つの副題がつけられている。
一つは『STAND ALONE COMPLEX』。
もう一つは、『GHOST IN THE SHELL』。
後者がなぜシリーズの副題としてついたのかが謎だった。
その謎は第25話で明らかとなり、
それゆえに、これ以降、シリーズは続かないのかなと思ったりもした。

確かにこれは劇場版(押井版)『攻殻』とはパラドックスを起こしている作品。
(ファースト・シーズンはA.D.2030。劇場版はA.D.2029)
それ故に続編の可能性もある。
だが、あまりにも上手く収まった。多くの謎も最後に散りばめられたまま、
それでも上手く収まっている気がする。

第25話・26話において、この作品は劇場版『攻殻機動隊』につながった。
今後の展開があるのならば、“もう一人”の素子はどこへ向かうのか?
あ〜、3rdも買いますよ、出るならば!

ともあれ、この深みのある作品を提供してくれたI.Gに感謝!

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