Nightwishの4thアルバム。
物語性が高く、サウンドもシンフォニック。
3rdはハイパー・メタル・サウンドだったが、
ここから流れを変えた。
Vo.ターヤの歌唱力はすでに保証されているが、
彼女の歌い方に幅が広がり、音と見事に絡み合って
なんとも言えぬ感動を喚起させる。

プログレッシブ志向が強まったため、
正直、好き嫌いがはっきりするのは間違いないが、
独特の世界観を持っているうえに、
演奏面では技量の高さがうかがい知れる。

それと面白いなァと思ったのは
『オペラ座の怪人』がカヴァーされていること。
これはつまり、あのミュージカル、
『オペラ座の怪人』のあの曲である。
これがめちゃくちゃカッコイイ!

全部で5枚のアルバム(企画盤を除く)が存在しているが、
これがいちばん、完成度が高いのではないかな。
とにかく一聴の価値あり。
ハマったら抜けられない世界観がそこにはある。

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