電車男。
2004年10月29日こんな本があっただろうか。
読み終えた時にそう思った。
ほとんど、中身という中身はない。
ただのオタク青年が、女の子と付き合えた、というだけの話。
だが、少し変わっていたのは彼が相談したのが
リアルな友達ではなく、ネット内の住人たちだった。
この住人達が、良いのですよ、この本。
親身になって電車くんを応援するわけですが、
彼らの一言一言に何とも言えぬ生々しさをかいま見ました(汗)。
とにかく、生々しい。
電車くんの書いてること自体は、
ネタか?、と思う節もあるんですが、
住人の言葉の生々しさに魅力を感じました。
妙に力がある本。
正直、最初、電車くんにはひきましたですよ、僕は。
デートの一部始終をネットに書き散らすという行為は、
エルメスたん(電車くんの彼女)にとってはどうなのだろう、
という思いに。
僕の友人達は、おそらくすごく嫌がるのではないか、とも思ったのです。
電車くんは、某掲示板に一部始終を書き連ねたことを彼女に告げるのか。
そこが気になって、後半部分を一気読みしたわけですが・・・
まあ、後日談を読んで、初めて電車くんを好きだと思いました、
が答えです。読んでみてください。
なお、この本の最後に書いてある記帳板。
そこで飛び交うネタ?真実?論は、当然、巻き起こるであろうもの。
まあ、ネタであったとしたら興ざめですが、
この物語の本当の主人公は住人の皆様と思うので、
それもスルーで良いのではないでしょうか。
あと、その板にある後日談の続き、は僕は読んでいません。
あの板を見ていて、二人に何があったのか、大方の予想はついたので。
エルメスたんのガンバリっぷりを考えれば、
絶対に起こりうる問題ではあっただろうと思うので、
それをふたりは乗り越えてくれれば、と思いつつ、
「あんた、そんな事まで書いたのかよ、板に!!!」
と電車くんが嫌いになりました。
まあ、このへんは僕の憶測でしかないのですが、
記帳板に書かれていた事を読むと内容は想像できるので、
少しひいてしまいましたが・・・。
とにかく、万人受けはせんと思います。
一般人ならひく確率は高いと思います。
これは純愛ではない、とも僕は思います。
ただ、全てが真実ならば、エルメスたんの懐の広さには感動します。
いや〜・・・変な本読んだ。
このままでは俺的本屋大賞、この本と乙一のダメweb日記、
『小生物語』の一騎打ちだ(汗)。
なので、とりあえず雫井脩介の『犯人に告ぐ』を急いで読みます(爆)。
いや、めっちゃ面白そうですぞ。
あと、『藁の楯』。こちらも良さそう・・・。
追記:
明日、明後日は久々にヴァナ入りです。
忘れられてたらどうしよう・・・。
読み終えた時にそう思った。
ほとんど、中身という中身はない。
ただのオタク青年が、女の子と付き合えた、というだけの話。
だが、少し変わっていたのは彼が相談したのが
リアルな友達ではなく、ネット内の住人たちだった。
この住人達が、良いのですよ、この本。
親身になって電車くんを応援するわけですが、
彼らの一言一言に何とも言えぬ生々しさをかいま見ました(汗)。
とにかく、生々しい。
電車くんの書いてること自体は、
ネタか?、と思う節もあるんですが、
住人の言葉の生々しさに魅力を感じました。
妙に力がある本。
正直、最初、電車くんにはひきましたですよ、僕は。
デートの一部始終をネットに書き散らすという行為は、
エルメスたん(電車くんの彼女)にとってはどうなのだろう、
という思いに。
僕の友人達は、おそらくすごく嫌がるのではないか、とも思ったのです。
電車くんは、某掲示板に一部始終を書き連ねたことを彼女に告げるのか。
そこが気になって、後半部分を一気読みしたわけですが・・・
まあ、後日談を読んで、初めて電車くんを好きだと思いました、
が答えです。読んでみてください。
なお、この本の最後に書いてある記帳板。
そこで飛び交うネタ?真実?論は、当然、巻き起こるであろうもの。
まあ、ネタであったとしたら興ざめですが、
この物語の本当の主人公は住人の皆様と思うので、
それもスルーで良いのではないでしょうか。
あと、その板にある後日談の続き、は僕は読んでいません。
あの板を見ていて、二人に何があったのか、大方の予想はついたので。
エルメスたんのガンバリっぷりを考えれば、
絶対に起こりうる問題ではあっただろうと思うので、
それをふたりは乗り越えてくれれば、と思いつつ、
「あんた、そんな事まで書いたのかよ、板に!!!」
と電車くんが嫌いになりました。
まあ、このへんは僕の憶測でしかないのですが、
記帳板に書かれていた事を読むと内容は想像できるので、
少しひいてしまいましたが・・・。
とにかく、万人受けはせんと思います。
一般人ならひく確率は高いと思います。
これは純愛ではない、とも僕は思います。
ただ、全てが真実ならば、エルメスたんの懐の広さには感動します。
いや〜・・・変な本読んだ。
このままでは俺的本屋大賞、この本と乙一のダメweb日記、
『小生物語』の一騎打ちだ(汗)。
なので、とりあえず雫井脩介の『犯人に告ぐ』を急いで読みます(爆)。
いや、めっちゃ面白そうですぞ。
あと、『藁の楯』。こちらも良さそう・・・。
追記:
明日、明後日は久々にヴァナ入りです。
忘れられてたらどうしよう・・・。
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